日本から見る、アメリカの医療と保険の仕組み
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国民健康保険には海外療養費制度がある
海外で支払った医療費が、日本の健康保険で一部返還される制度があります。
日本人は他国に比べて三倍もの保障を求める
日本人が保険好きである事はよく知られています。個人が加入している保険の保険総額を名目GDPで除した金額を、「マクロ保障倍率」と呼びますが、その値がアメリカ、イギリスなどの他の先進国ではほぼ1倍、名目GDPと同じ金額であるのに対し、日本では民間の生保に掛けている金額分だけでも2.3倍、これに郵便局の簡易保険やJA共済も含めると3.1倍にもなるのです。日本人がどれだけ保険好きであるか、お分かりいただけましたでしょうか。
アメリカと日本の保険会社の違い
1970年代までは、日本とアメリカのマクロ保障倍率は0.7倍とサほど開きがありませんでした。しかし、ここ30年間で三倍以上もの開きが出てしまったのです。この原因の一つとして、アメリカと日本ではそもそも国内における保険業界のスタンスが異なると言う点が上げられます。アメリカの保険業界が常に銀行や投資信託との競争にさらされていたのに対し、日本では保険業界は金融行政の保護を受け、家計所得の拡大にあわせて伸びていったとされています。
アメリカと日本の国民性の違い
アメリカでは貯蓄型の保険が主流であるのに対し、日本人は投資や貯蓄より、死亡の際に保険が下りるタイプのものに好んで加入する傾向にあります。その原因として、アメリカは女性の社会進出が早く進んだことで、彼女達が自立のため貯蓄型個人年金に加入するのに対し、日本では女性の労働力の改善が停滞した状態が長く続いたため、死亡保障型が多く選ばれたのではないかと言われています。